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四月のブル―
 
 
憂う胸の内押さえつつ
悩ましげ進む両足
心覆う雨雲さえ、連れ去るかのような陽だまり
 
花嵐のごとく舞い込むは
心もとなく、残るブルー
散りゆくこと惜しむ花も
慰めるように降り注ぐ
 
舞い散るは乱れゆく心
痛む御胸の花
愛しその笑い顔思えば
全て敵わず、全て敵わず
 
渦巻く、渦巻く、薄桃色は
儚く散って春愁誘う
繰り返す、繰り返す 不定に柔く
力強く、美しい、美しい、美しい
 
舞い散るは乱れゆく心
痛む御胸の花
愛しその笑い顔思えば
全て敵わず、全て敵わず、幸福であれ
 
渦巻く、渦巻く、薄桃色は
儚く散って春愁誘う 繰り返す、繰り返す不定に柔く
力強く、美しい、美しい、美しい
 
 
連なった満杯の荷物を抱え
 
辿り着いたのは蜃気楼の孤独の中
悲しいのは寂しいのはキミに会えない事
 
繋がれた鎖が邪魔をしてまたここで繰り返す
どうすればいいのかなんて解ってる
 
あの日々を失くしても身体には残るキミの証
空見上げてもまた曇る曇る
 
繋がれた鎖が邪魔をしてまたここで繰り返す
どうすればいいのかなんて解ってる
 
まだ残るボクの悲しみは花のように散っていく
あの曇った空を埋め尽くして彩るでしょう
キミと過ごした日々はボクがボクとして生きた日々
二度と戻れぬのならキミの証を抱いて眠ろう 

作詞 直美

作詞 直美

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