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失墜

 

 

まさか自ら造り上げた迷宮に

放り出されるとはな

それでも我が息子はこう言った

だって父さんは何だって造れるでしょう?

 

男の目を捕らえたのは

無数に飛び交う鳥の羽根

 

この翼は蝋で固めたここから飛び立つ唯一の光

大きく両手羽ばたくかせ

奪われた自由手に入れた

 

さぁ、どこまでも飛んで行こう

ただ一つだけ忠告が太陽には近付くな

 

 

忠告を忘れより高く飛んで行く

息子はついに太陽の真下へ

蝋は溶け出し鳥の羽根はみるみるうちに剥がれ落ちていった

 

鳥の羽根は奪われ体は大海原へと墜ちたイカロス

こうして生命を失い

手に入れた自由は奪われた

 

この翼は蝋で固めたここから飛び立つ唯一の光

大きく両手羽ばたかせ二度と飛ぶことは出来ない

 

後悔先に立たず

 

天は罰を与えた

 

作詞 直美

スワロウスワロウ

 

 

目に映る、黒点が

核心部を汚していく

行き交う人達の群れに

溶け込むように混ざっていった

 

衰える、単純な判断

鈍った神経  救いようもない

角度変えて見渡せば

見える景色は多様多色

 

全部嘘だと飲み干せ

信じてた人の偽りも

どんなきれい事も口にした瞬間 灰になる

 

目に映る、黒点が

開いたドアを閉ざしていく

ざわめく雑踏はどれも

エラく適当に流れていった

 

全部嘘だと飲み干せ

信じてた人の偽りも

どんなきれい事も口にした瞬間 灰になる

 

全部嘘だと飲み干して、、、

 

どんなきれい事も、、、

 

全部嘘だと飲み干せ

信じてた人の偽りも

どんなきれい事も口にした瞬間 灰になる

 

作詞 直美 / 鈴木

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