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深海人魚

 

 

光明、色彩、体温、感触、香り、音色、笑い声

物言い、仕草、愛しい、嬉しい、安らぎ、段々、段々、覚えてく

 

暗闇を進む魚

空っぽを消化する

心燃やすこともなく

凍えるもせず

 

深い海の底を 永久に泳ぎ続けてく

わずかに残った熱を

抱きしめて深く深く

 

赤、青、緑、黄、黒々、黒々、段々、段々、汚れてく

欲求、願望、羨望、涙、寂しい、窒息、溺れてく

 

干からびた砂浜をただ

転がる貝殻のように

流れる時の終幕を

待つだけの日々

 

深い海の底から ひたすらに泳ぎ続けてきた

そのぬくもりを 知るために 切り開いた暗闇
深い海の底を 永久に泳ぎ続けてく わずかに残った熱を 抱きしめて 深く深く 

作詞 直美

 

 

 

流れ行くのは目隠ししたはずの

過ちだったり色褪せぬ君

苛立ってるのは変わらぬ状況と

当たり前のようになってしまった僕

 

地上にはもう聞き飽きた 雑踏が行き来している

肯定して否定して何が正しいのか分からない

 

藍色が広がる午前 4 時
皆まだ眼を瞑り眠る頃
かすれてしまいそなこの願いを きっと掴むためにもがいている

 

嘘つき者に汚されてしまっても

君だけがキレイと言ってくれればいい

 

壊してまた直したり 繋いではまたほどいて

僕らどうしてこんなにも 不器用にしか生きられない

 

藍色が広がる午前 4 時
皆まだ眼を瞑り眠る頃
かすれてしまいそなこの願いを きっと掴むためにもがいている

 

いつかね君にまた会えるとしたら 笑い合えるよにそう思うよ

那由多の後悔をこの胸に掲げてもう一度

 

藍色が広がる午前 4 時
皆まだ眼を瞑り眠る頃
かすれてしまいそなこの願いを きっと掴むためにもがいている 

作詞 直美

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